足から考える健康
図のように、正常な足は「横アーチ」と「内側アーチ」と「外側アーチ」があることで重心が真ん中にきます。
この3つのアーチが身体を支える重要な役割を担っているのです。
しかしこのような理想的な足を持つ方は、ほぼ皆無であり、3つのアーチを崩した足が大半を占めています。
この原因は、「間違えた歩き方」と「足の変形」にあるのです。
足の変形
「間違えた歩き方」を続けていくと「3つのアーチ」の真ん中に重心が乗らず、偏った足の裏の箇所に重心が乗り、「足の変形」が起こります。
また、間違ったサイズの靴、ハイヒールを長時間履いたり、履き方を間違っていると、「足の変形」はますます進行していくのです。
間違えた歩き方
人は、何気に移動するために歩いていますが、正しい歩き方を意識して歩いていません。
そして、間違えた歩き方を続けていくと、足の筋肉は片寄った方向へ発達してしまいます。
ふくはらぎの筋肉が左右均等につくべきものが、片方に発達することにより、足首から歪みが始まり、身体はバランスをとるために、膝、股関節の関節がゆがみ始めます。
そうすると身体全体の歪みがおこり、間接に大きな問題が起こる原因となるのです。
3つのアーチが崩れることで、関節の歪みが起こり、身体のバランスの崩れへと繋がります。
「間違えた歩き方」「足の変形」から起きるさまざまな症状
骨格の歪み
3つのアーチの中心に重心が乗らないと、
身体の重心バランスをとろうと各関節が歪み
「身体全体の歪み」となるわけです。
からだの大切な器官(内臓)を守る骨格がゆがむ
ことで、内蔵機能の低下や自律神経のバランスを
崩したり、さまざまな疾患の原因になることもあ
るのです。
うつ、消化不良、不眠、顎関節症
「うつ」「消化不良」「不眠」「顎関節症」など、原因不明の体調不良でお悩みの際は、もしかしたら骨格に問題があるのかもしれません。